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12月は職場のハラスメント撲滅月間です。
セクシュアルハラスメント、パワーハラスメントは人口に膾炙してますが、最近ではこれら以外にも多くのハラスメントが定義されています。
よく知られるようになってきたもとして、マタニティハラスメント(マタハラ)、モラルハラスメント(モラハラ)などがありますが、以下、ある程度定義が確立しているものとして、
・アルコールハラスメント(アルハラ)
・ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)
・スモークハラスメント(スモハラ)
・ブラッドタイプハラスメント(ブラハラ)
・エイジハラスメント(エイハラ)
・スメルハラスメント(スメハラ)
・時短ハラスメント(ジタハラ)
・ハラスメントハラスメント(ハラハラ)
・ソーシャルハラスメント(ソーハラ)
・パタニティハラスメント(パタハラ)
などのハラスメントがあると言われています。
これら以外にも全部で40近くのハラスメントが定義されているようですが、職場で注意する必要があるのは、上記のものになるかと思います。
ハラスメントが横行する職場では、優秀な人材が定着しませんし、職場の活力が失われ、生産性が低下するといったリスクも高まります。そのため、ハラスメントの発生を極力押さえるため、一定の期間ごとにハラスメント発生防止研修などを実施することが求められます。
研修によって、何がハラスメントに該当するのか、そして、そのようなハラスメントの加害者にならないために、どのような点に注意すればいいのかなどについて啓発を続けることは、ハラスメント発生防止策として、非常に有効です。
ただし、この研修と同時に、職場環境の改善にむけて継続的に取り組むことも必要となります。特にハラスメント防止対策として、有効なのは、職場におけるコミュニケーションを密にするための取り組みです。
人と人がコミュニケーションをとるなかで、十分に話す時間がない、余裕がないと、表現力が欠如し、相手に誤解や不快感を与えるような言動を発してしまうリスクが高まります。
業務で忙しいなかではあると思いますが、意識してコミュニケーションを密にとる機会を設けることが、無用な誤解や不快感の発生によるハラスメントの防止につながります。
ハラスメント撲滅月間である12月に、今一度ハラスメント発生防止策について検討してみてはいかがでしょうか。
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