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中小会社の危機管理がわかる本を出版しました。
セルバ出版さんから6月2日に「中小企業の危機管理がわかる本」を出版しました。
Amazonでの発売や、書店に並ぶのはまだ先になるとのことですが、一足先に内容をご紹介させていただきます。
本の序章にも書いたのですが、危機管理の分野は、既に様々な本が出版されています。なので、本書では主に、危機管理の「実践」をするうえで、必ず抑えておかなければいけない項目に絞り、解説を加えています。本書の概要は以下のとおりです。
・新型コロナウイルス感染症関連で対応に悩みがちなこと
・薬物とアルコールがもたらす危機
・テレワーク運用時の注意点
・BCP(事業継続計画)の策定
・社員の不適切SNS対策
・トラブルメーカー社員に対する対応
・会社というコンプライアンス違反を生み出してしまうシステムへの対応
・社会からの要請と社員の安全を両立するための対応策
本書の内容は、社会保険労務士/企業危機管理士として身につけた理論と、大手製薬会社で約26年間、MR・労組専従役員・コンプライアンス教育担当として勤務した経験がもとになっています。机上の空論ではなく、独りよがりの経験だけでもない、理論と経験をミックスすることで得られた独自の見解を踏まえ、今求められる「実践」に焦点をあて、具体策の提示に努めました。
日本の労働者の多くは、「会社員」です。会社が危機的状況に陥ると、その会社に勤める会社員の方の生活が脅かされてしまいます。そのような事態を招かないよう、企業の危機管理に携わるより多くの方に手にとっていただきたいと思っています。
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