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3密になりやすい喫煙者。この機会に禁煙に取り組んでみてはいかがでしょうか?
新型コロナの報道に隠れて、ほとんど報道されていませんでしたが、
4月1日に改正健康増進法が施行され、原則、屋内は禁煙となりました。
今回の全面施行によって、
会社によっては、費用をかけて喫煙室を設置したところも多かったのではないでしょうか?
私はタバコを吸わないので、今回のこの措置によって全く影響を受けることがないのですが、
タバコを吸われる方は、より一層肩身が狭くなったかもしれません。
タバコは嗜好品であり、吸う吸わないは個人の自由ですが、本当の無煙タバコは別として、タバコを吸うことより、周囲に煙を発生させ、また、タバコを吸わない方にとって、大変不快な匂いを生じさせます。
さらに近年では、タバコを吸った方が吐く煙より、タバコそののもから発せられる煙、いわゆる副流煙の方が有害とも言われています。
そのため、今回の改正健康増進法の施行によって、タバコを吸わない方が不快な思いをする、かつ、健康被害を受ける機会が減ることにつながるのではないかと期待しています。
私の周囲にも、タバコを吸われる方がおり、この機会にタバコをやめたらどうかと勧めますが、なかなかやめる決断がつかない方が多いです。
タバコに含まれるニコチンには、依存性があるため、本人の意志のみではやめられないのかもしれません。
最近、喫煙者が新型コロナウイルスに罹患すると重症化しやすいと権威ある医学雑誌などで発表されていました。
屋内でタバコを吸おうと思うと、
狭く喚起の悪い喫煙所で密集することになるかと思います。
そのような環境下で、喫煙者同士が密接して会話をするとなると、新型コロナウィルス罹患を避けるべき条件である、いわゆる3密(密閉・密接・密集)すべての条件を満たすことになります。
重症化リスクが高いかもしれないと言われている喫煙者が、新型コロナウィルス感染リスクの高いところに集まるのは、自らの命をたいへん危険にさらす行為ともとれなくはありません。
喫煙者をニコチン依存症ととらえ、禁煙外来を設け、病院で治療できるところもあります。
喫煙者の方で、自らの意志で禁煙するのが難しいのであれば、一度お医者さんに相談してみてはいかがでしょうか。
ただし、緊急事態宣言が発令されている都府県では、不要不急の外出は避けるようにいわれていますので、
宣言が解除されるまでは、市販の禁煙補助薬の活用をおすすめします。